浜圭介・桂銀淑/北空港

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1987年11月5日リリース
作詞:やしろよう
作曲:浜圭介
編曲:桜庭伸幸

作曲家・浜圭介と桂銀淑の師弟コンビによる初のデュエット曲。浜は、この曲のレコーディングの際、石原裕次郎の雰囲気や低音の歌い方を意識して歌ったという。デュエット・ソングの定番となり、カラオケ・ランキングで常に上位をキープしている。

札幌の夜を舞台に、北の空港から旅立つ男女の恋を歌っており、2004年7月24日には新千歳空港ターミナルビル2階のセンタープラザに高さ2メートル、幅93センチのステレンス製の歌詞碑が建てられた。同曲の歌詞が刻まれ、ボタンを押すとオルゴール調のメロディーが流れる仕組みになっている。2010〜2012年の空港ターミナル改修により、歌詞碑は同空港の国内線ターミナルビル3階のフードコートに移設された。

浜 圭介(はま けいすけ)

本名は金野 孝(こんの たかし)。15歳の時に高校を中退し歌手を目指し上京、森山加代子の付き人となる。1964年、牧 宏次の芸名で『波止場のロック』で歌手デビュー。しかしヒットに恵まれず、一度青森に戻る。1966年に大木 賢(おおき けん)の芸名で『これが愛さ』で歌手として再デビュー。

1968年、浜 圭介のペンネームで作曲活動を始める。同年、浜 真二の芸名で『おんな道』にて歌手としても再々デビュー、漣健児に師事する。

1971年、奥村チヨに作曲提供した『終着駅』が大ヒット。1973年、第15回日本レコード大賞作曲賞受賞。1974年、奥村チヨと結婚。

1985年、韓国で発掘した桂銀淑が『大阪暮色』でデビュー、以来多くのヒット曲を手掛ける。2005年4月29日、春の褒章で紫綬褒章を受章。

生誕:1946年4月6日
出身地:満州国

桂 銀淑(ケイ・ウンスク)

女性トロット歌手、演歌歌手である。独特なハスキーボイスで数々のヒット曲を飛ばし、多くの音楽賞を受賞。

1977年、高校生の時に韓国でモデルとしてデビュー。「ラッキーシャンプー」(現・LG生活健康)のCMキャラクターに抜擢されるなどして、2年間モデルとして活躍。

作曲家の浜圭介に見出され1984年に来日。浜の元でレッスンに励んだ後、1985年に「大阪暮色」で日本デビュー。以来「すずめの涙」「夢おんな」「酔いどれて」「真夜中のシャワー」「悲しみの訪問者」「花のように鳥のように」「ベサメムーチョ」など次々とヒット曲を連発し、数々の音楽賞を受賞した。

生誕:1961年7月28日
出身地:韓国忠清南道瑞山市

活動期間:1985年 ~


※情報はウィキペディアより
※2021年1月時点の情報

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