1996年10月17日リリース
作詞:hyde
作曲:hyde
編曲:L’Arc〜en〜Ciel & Takao Konishi
L’Arc〜en〜Cielの5作目のシングル。フジテレビ系番組『プロ野球ニュース』(1996年10月~1997年3月)テーマソング。小西貴雄をアレンジャーとして迎え共同編曲を行ったL’Arc〜en〜Ciel唯一のシングルである。
表題曲「flower」について発売当初、作曲者であるhydeは「この曲が売れなきゃ俺か世の中どちらかが間違えてる」と発言していた。結果として最終的な売上は30万枚以上を記録し、sakura在籍時のL’Arc〜en〜Cielとしては最大の売上を記録したヒットシングルとなっている。
初期のL’Arc〜en〜Cielの代表曲となり、バンド名の日本語訳でありバンドにとっての代表曲でもある「虹」や、バンドとして最高売上を記録した「HONEY」の2作と並んで収録アルバム数が6作と、一番多いシングル表題曲となっている。
1991年2月頃、兵庫県西宮北口駅のスタジオにてtetsuyaを中心に結成される。1994年7月1日、ビデオシングル『眠りによせて』を発売しメジャーデビュー。アルバムを引っ提げて行われたライブツアー「TOUR heavenly ’95」では初の日本武道館公演を開催し、徐々に人気を広げ動員規模を拡大していった。
1996年5月には、ライブ「Kiss me heavenly deadly ’96 REVENGE」を開催し、2年前のリベンジとなる東京ベイNKホールでのソールドアウトを達成。また、同年7月からシングル3作品を立て続けにリリースした。中でも10月17日に発売したシングル「flower」は累計30万枚以上を売り上げるヒット作となった。
1998年7月には「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」のシングル3作を同時発売。この同時発売により、発売2週目にはオリコン週間シングルチャート1位と2位を独占し、「HONEY」「花葬」の2作がシングルとしては初のミリオンセラーを記録。中でも自身のシングル最高売上を記録した「HONEY」は、全日本有線放送大賞を獲得する他、初出場となったNHK紅白歌合戦において披露された。
さらに、10月には「snow drop」「forbidden lover」のシングル2作を2週連続発売し、オリコンチャート史上初の2度目のシングルチャート1位と2位の独占を達成し大きな注目を浴びた。
グループ名はフランス語の「虹」を意味する l’arc〜en〜ciel。当時本屋などで資料を探していたtetsuyaがこの言葉をたまたま見つけ、見た目や響き、さらには様々な色を表現する「虹」が「音楽」の表現という点で共通していると感じたため、この名前をつけたという。
メンバー:hyde、ken、tetsuya、yukihiro
旧メンバー:hiro、pero、sakura
活動期間:1991年 ~
※情報はウィキペディアより
※2021年3月時点の情報