風立ちぬ

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宮崎駿監督、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎が『モデルグラフィックス』誌上にて発表した連載漫画『風立ちぬ』を原作とする。航空技術者・堀越二郎の半生と、小説家・堀辰雄の実体験を元とした小説の内容が、主な題材となった。

映画のポスターには両名の名を挙げており、2012年に公表された版では「堀越二郎と堀辰雄に敬意を表して」、翌年公表された版では「堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」と記されている。

キャッチコピーは、生きねば。

宮崎は「この漫画はいわば趣味として描いていたもの」と語るなど、漫画版を連載し始めた当初は、本作を映画化することは全く考えていなかった。その後、鈴木敏夫が映画化を提案したが、宮崎は本作の内容が子供向けでないことを理由に反対していた。
宮崎は「アニメーション映画は子どものためにつくるもの。大人のための映画はつくっちゃいけない」と主張していたが、鈴木は戦闘機や戦艦を好む一方で戦争反対を主張する宮崎の矛盾を指摘し「矛盾に対する自分の答えを、宮崎駿はそろそろ出すべき」と述べて映画化を促した。

映画版の企画書の中で、宮崎は製作意図について「この映画は戦争を糾弾しようというものではない。ゼロ戦の優秀さで日本の若者を鼓舞しようというものでもない。本当は民間機を作りたかったなどとかばう心算もない。
自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである」と述べ、続けて「夢は狂気をはらむ、その毒もかくしてはならない」とも述べている。


※情報はウィキペディアより
※2021年11月時点の情報

風立ちぬ(かぜたちぬ)

公開年:2013年
監督:宮崎駿
出演:庵野秀明 ほか

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