こうの史代の同名漫画を原作に、片渕須直が監督と脚本を務めた。
昭和19年(1944年)に広島市江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く。
2016年11月12日に日本国内63館で封切られた後、公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大し、2019年12月19日まで1133日連続でロングラン上映された。
この記録は、日本国内の映画館における中断日のない連続上映としては洋画・邦画含めて史上最長である。
累計動員数は210万人、興行収入は27億円を突破し、ミニシアター系作品としては異例のヒットを記録した。また公共ホールなど約450の会場で上映会が行われ(2018年1月時点)、日本国外では世界60以上の国と地域で上映される。
本作は第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞、第21回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などを受賞した。
監督の片渕は、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞、第59回ブルーリボン賞監督賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。またチームとして第65回菊池寛賞を受賞した。
※情報はウィキペディアより
※2023年9月時点の情報
この世界の片隅に(このせかいのかたすみに)
公開年:2016年
監督:片渕須直
声の出演:のん ほか
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