1983年8月25日リリース
作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵
編曲:水谷竜緒
「踊り子」(おどりこ)は、村下孝蔵の6枚目のシングル。また、同年発売のアルバム『初恋~浅き夢みし~』の3曲目として収録された(アルバムでは、シングルバージョンよりエンディング部分が20秒余り長い)。
タイトルは、プロデューサーの須藤晃が駅でちょうどこの曲のデモテープを聴いている最中に、伊豆に向かう列車の「踊り子号」が滑り込んできたため、その名前を付けたという。
前作「初恋」に続き、およそ10万枚(オリコン)のシングルを売り上げるヒット曲となり、「初恋」に次いでライブ・コンサートでの演奏回数が多い曲である。晩年のテレビ番組出演では、この曲を歌った場合も多かった。
1980年5月21日、27歳の時、シングル「月あかり」でプロデビュー。プロとなった後も、テレビ出演はせず、広島を拠点に地道にライブ活動を続ける。このためプロの歌手になったからと言って、デビュー直後に劇的な変化はなかった。
1981年1月にリリースされた2枚目のシングル「春雨」は、地道なプロモーションを重ねて、チャート最高位58位を記録、およそ3ヵ月半に渡ってチャートにランクイン。1982年発売の「ゆうこ」は、北海道札幌の有線で火がつき、全国ヒットになり、チャート最高位23位を記録、約7か月半にわたってチャートインした。
5枚目のシングル「初恋」は、オリコンチャートで最高3位を記録する大ヒットとなる。「初恋」は村下がバラードとして作ったものを編曲家の水谷公生がテンポを上げてポップ系に編曲し、村下がそれを受け入れたことで完成をみた楽曲であった。
生誕:1953年2月28日
出身地:熊本県水俣市浜町(仲之町通り)
活動期間:1980年 ~ 1999年
※情報はウィキペディアより
※2023年3月時点の情報