1991年10月30日リリース
作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘
編曲:松本孝弘・明石昌夫
「ALONE」(アローン)は、B’zの9作目のシングル。イントロで初めてオーケストラ・ヒットを使用している。20周年ライブのリクエスト投票で5位と高順位になるなど、B’zの代表バラードの1曲である。
この曲について松本は「ロックバンドにありそうなメジャーなバラードを意識して作った」と話しており、稲葉も「自分がやってみたかったタイプの曲だった」と述べている。
作詞を担当した稲葉は、松本からのデモテープを聞いた後に一気に歌詞を書き上げたという。デモテープを聞いた稲葉が、最初に浮かんだイメージは「夕焼け」とのことで、そこから「夕焼けの中を好きな人を思いながら一人佇む光景」がイメージとして思い浮かんだ。同時に「花」もイメージとして思い浮かび、「花束を抱えた男」というイメージにつなげて、歌詞が制作された。
なおGLAYのTAKUROが、思い出の曲の一つに挙げている。
1988年にシングル『だからその手を離して』とアルバム『B’z』の同時発売でデビュー。
1990年発売の5thシングル『太陽のKomachi Angel』で初のオリコンチャート1位を獲得し、同年発売の4thアルバム『RISKY』、1991年発売の8thシングル『LADY NAVIGATION』が初のミリオンセラーになるなど作品が次々とヒット。中でも、1998年発売のベスト・アルバム『B’z The Best “Pleasure”』は日本国内の音楽史上で初めて売上枚数が500万枚を突破したほか、同年発売の『B’z The Best “Treasure”』との2作品合計で約1,000万枚の売上枚数を記録している。
2007年には、アジア圏のミュージシャンとしては初めて「ハリウッド・ロックウォーク(英語版)」に殿堂入り。2008年にはギネス世界記録から「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」の認定を受けている。
ビーイング創業者である長戸大幸によると、バンドを作る度に商標を取らなくてはならないことが大変であり、当時は「JT」(日本たばこ産業)や「JR」(旧日本国有鉄道の民営化に伴うグループの総称・略称)などのネーミングが世の中に出てきた頃であったため、当初はユニット名を「A’z」(アズ)にしようとした。
ところが、同時期にロート製薬の「AtoZ」がテレビCMで頻繁に流れていたので、周囲から「ロート製薬からとったでしょ」と言われるようになったので、「A’z」でのテスト盤をすべて止めて「B’z」にしたと述べている。
メンバー:松本孝弘、稲葉浩志
活動期間:1988年 ~
※情報はウィキペディアより
※2023年3月時点の情報