石川さゆり/風の盆恋歌

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1989年6月18日リリース
作詞:なかにし礼
作曲:三木たかし
編曲:若草恵

高橋治の小説『風の盆恋歌』をモチーフに、なかにし礼はこの曲の歌詞を書き上げた。「おわら風の盆」を扱った富山市のご当地ソング。

この曲で、1989年末の「第31回日本レコード大賞」最優秀歌唱賞(1985年の「波止場しぐれ」以来4年ぶり2回目)などの音楽賞を獲得した。また「第40回NHK紅白歌合戦・第2部」では、石川自身初の紅白大トリを務めた(自身の紅組トリは1986年の「天城越え」以来3年ぶり2回目)。それから9年後の1998年「第49回NHK紅白歌合戦」でも、同曲を再び歌唱披露している。

石川 さゆり(いしかわ さゆり)

本名は石川 絹代(いしかわ きぬよ)。1972年、横浜市立城郷中学3年在学中の夏休みに、フジテレビ系列の「ちびっ子歌謡大会」に参加できなくなった友人に替わって参加し合格、ホリプロにスカウトされ芸能界入りを果たす。同年秋に放映されたフジテレビの連続ドラマ「光る海」では、沖雅也の妹役としてレギュラー出演していた。

1973年3月25日、「かくれんぼ」でアイドル歌手として日本コロムビアよりデビュー(キャッチフレーズは「コロムビア・プリンセス」)。

1977年、前年に発売されたアルバム『365日恋もよう』からシングルカットされた「津軽海峡・冬景色」で、大ブレイクを成し遂げる。同年末のTBSテレビ系「第19回日本レコード大賞」歌唱賞や、フジテレビ系列「FNS歌謡祭」グランプリ(ほか最優秀歌唱賞・最優秀視聴者賞も獲得)など数々の音楽賞を受賞、さらに「第28回NHK紅白歌合戦」へも念願の初出場となった。ほか、同1977・翌1978年発売のシングル「能登半島」「暖流」「沈丁花」なども続けてヒットする。

1980年代に入ってからも「波止場しぐれ」(1985年 第27回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞)、「天城越え」(1986年 第28回日本レコード大賞・金賞)、「夫婦善哉」(1987年 第29回日本レコード大賞・金賞)、「滝の白糸」(1988年)、「風の盆恋歌」(1989年 第31回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞)などと順調にヒット曲を世に送り出し、日本を代表する女性演歌歌手の一人となった。

生誕:1958年1月30日
出身地:熊本県飽託郡飽田村(現・熊本市南区)

活動期間:1973年 ~


※情報はウィキペディアより
※2021年4月時点の情報

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