2014年4月2日リリース
作詞:秋元康
作曲:Akira Sunset
編曲:湯浅篤
「気づいたら片想い」(きづいたらかたおもい)は、乃木坂46の8作目のシングル。前作でセンターを務めた堀未央奈に代わり、本作は西野七瀬がセンターを務めた。
表題曲「気づいたら片想い」の歌詞は、これまで男性的な視点が多かったのに対し、女性的な視点から書かれ、乃木坂46の外へ向けて作られた曲とされている。
楽曲は、ピアノやストリングスをふんだんに用いた爽やかなサウンド、マイナー調の切ないメロディーが相まった仕上がりになっており、昭和の歌謡曲にも通じる正統派アイドルポップスの曲調がベースとなっている。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来とし、同ビルは乃木坂46結成メンバーの最終オーディション会場として使用された。
当初、ソニー側は「六番町」というグループ名を提案していたが、秋元康が「乃木坂」を提案、議論の結果「乃木坂」に決定した。乃木坂46の「46」という数字は、公式ライバルであるAKB48より人数が少なくても負けない、という意気込みを込めて総合プロデューサーの秋元康が命名した。
2011年8月21日、乃木坂46の結成日。オーディションの結果、3万8934人の中から36名を選出。2012年2月22日、1stシングル「ぐるぐるカーテン」(ソニー・ミュージックレコーズ)でCDデビュー。カップリング曲「会いたかったかもしれない」は、AKB48「会いたかった」と同一の歌詞でミュージック・ビデオも同一の場所で撮影した。
2017年には17thシングル『インフルエンサー』で初のミリオンセールスを達成。11月7日、8日には東京ドームでの初のライブ「真夏の全国ツアー2017FINAL!」を開催して2日間で計11万人を動員し、年間のライブ総動員数は約46万人に達した。
15本以上のCM出演数を含め、これらの数字は女性グループとして歴代トップクラスであり、「No.1アイドルグループ」と称された。
年末には「インフルエンサー」が第59回日本レコード大賞において大賞を受賞し、ともに大賞候補にノミネートされていたAKB48との「直接対決」を初めて制した。
翌2018年の第60回日本レコード大賞でも20thシングル『シンクロニシティ』が大賞を受賞、女性グループとしては2011年、2012年のAKB48に続く史上2組目の大賞連覇を達成、賞レースの実績においてもAKB48に肩を並べた。
また同年、2会場同時ライブや初の海外単独公演を行い、前年同様にオリコン年間写真集トップ10に6作がランクインするなど個々も活躍した一方、生駒里奈、西野七瀬、若月佑美などの結成当初からのメンバーを含む8人がグループを卒業。3期生・4期生のみでの番組出演や単独ライブ開催など、次世代とされるメンバーがフィーチャーされる機会が増加し、メディアでは「変革期」「世代交代」と表現されるようになる。
そんな中、約9年間にわたってグループを牽引した白石麻衣が2020年にグループを卒業。白石の卒業後初のシングルとなる26thシングル「僕は僕を好きになる」では、センターの山下美月に加えその両隣のポジションも3期生が固めた。これらの流れを世代交代のターニングポイントと位置づけるメディアもある。
活動期間:2011年 〜
※情報はウィキペディアより
※2022年3月時点の情報