
世の中の変化により「テレワーク(英語ではtelework)」という単語が広まってきています。
私も職種的に、在宅で勤務できる体制ではありましたが、社内のアレコレにより従来通り1時間以上かけて出勤していました。
そんな中、働き方改革により導入の考えが出まして、結果としてトライアル的に取り入れることになりました。
今回は、在宅時におけるテレワークで感じたデメリットにフォーカスして、その感じたことをまとめてみました。
※なお単身者のため、その視点でリストアップしています。あらかじめご承知おきください。
まずはおさらい。テレワークとは・・・
一般社団法人 日本テレワーク協会によると
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
引用元:https://japan-telework.or.jp/tw_about-2/
※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つ分けられます。
つまり、家であろうと外であろうと勤務場所以外でネットなど使っていればテレワークということになるんですね。
今回は在宅勤務におけるテレワークとして話を進めていきます。
デメリットまとめ
光熱費が激増する
当たり前ですが、ずっと家にいることになるので電気を普段以上に使用します。電力会社のサイトで毎日のデータが見られるところと契約しているのですが、チェックすると1段くらい高いグラフに・・・。本当に大変悩ましい問題です。
このままではマズいと思い、私が取り組んでいる省力化の一例として
・カーテンは全開(丸見えは恥ずかしいのでレースにはします)
⇒日中は、支障をきたすまで、可能限り日光を取り入れます
・窓はなるべく網戸にして開けておく
⇒換気が主な目的。風を入れること温度調整の役割もしています。
・仕事中のBGMはあらかじめ取り入れた曲を流す。
⇒主に通信量を抑えるのが目的。デバイスは電源を持たないもので、電池切れとなったら充電するものにしています(スマホとかタブレットとか)。また、もちろん動画はテレビも含め見とれるので流しません。
・食事はスーパーの出来合いものや外食が中心
⇒自炊したほうが安いと思われますが、光熱費や作る時間を考えても、貴重な休憩時間は節約・時短するに越したことないです。
なおタイムセールの時間やディスカウントストアなど、より安く手に入る店で買うのも賢い選択だと思います。
ほかにも取り組んでいることはありますが、上記が主だったところになります。
ただ、仕事の効率が悪くなったら元も子もありません。支障をきたさないレベルでバランスよく使用していきましょう。
運動量が少なくなる(太りやすくなる)
通勤における行動が0(ゼロ)になりますので、体動かす必要がなくなります。
そのため、油断すると体重増加まっしぐら。ギリギリまで寝ていたい気持ちなど、とても分かりますが、自由な時間が増えたので、散歩程度でも良いと思います。朝、体を動かす習慣をつけておきましょう。スッキリして効率的に仕事ができるかもしれませんよ。
また退勤後もぜひ運動を。1日中ほぼ家にいると気分悪くなってきます。
ストレス発散のつもりで簡単な運動を取り入れてみては。私は1日8,000歩目標で歩くようにしています(雨の日は除く)。
出不精になる(太りやすくなる part2)
この生活に慣れると、外に出るのが億劫になります。
そうなると動くことも少なりますので、太る原因にもなってきます。こちらも何か目標を付けて行動しましょう。
ショウウィンドウや歩いたことない道路を歩いてみるなど、迷惑にならない範囲なら何でも良いと思います。
通勤時間が無くなり時間の余裕が生まれるので、その時間を有効活用しましょう。
曜日の感覚がなくなる
ずっと家にいるので、ほとんど変化を感じられなくなってきます。外に行けば、曜日特有の動きがあるので何曜なのか把握できることがあります。(それでもわからなくなる時が多々…)
そのためにも自分なりきに毎週の行動パターンを付けてみてはいかがでしょうか。
まるで『一週間』の歌のように、月曜日はデータ分析、火曜日は事務処理集中。といった具合に。
そうすることでメリハリがつき、仕事の効率化に繋がります。私も月曜はデータ抽出と分析をメインにすると決めています。
家だと緊張感がなくなる
家だと確実に油断します。特に単身者の場合、見られることが少なくなるのでやりたい放題。なんなら下着で仕事してもまかり通りわけです。そんなことだと仕事の効率が悪くなる一方。
かといって、場所移すとカフェ代や場所代などでコストが上がるわけで。そもそも場所移せない人もいることでしょう。
私が取り組んでいるのは、朝から会社へ行くビジネス用の服装になること。
そうすることで、雰囲気だけでも会社で仕事しているようになります。メンタルだけでどうにもならないときは形から入るのも手だと思います。
コミュニケーションが大幅に不足する
単身者としては大きいダメージの1つ。
仕事上、営業がメインとか会議が多いとかでしたらある程度は防げますが、そうでない仕事ですと、会社にいる時でさえあまり話さないのに、なおさら話す機会がなくなります。
仕事中に同僚に電話するのも迷惑なので、勤務外にオンライン会話するか、気軽に人と交流できる場に行って、コミュニケーションすることを勧めます。
職場と同じ設備や備品がない
基本的には会社の備品は必要最低限になります。
当然ことですが、安めに買える自販機売り場や給湯室、文具、ワークデスクなどは用意がないわけで、ボールペンの芯が無くなったから送ってくれなんて通用しません。
仕事の効率化を行うためには、自分の家にあるものでやり切るしかありません。
どうしようもないことではあるのですが、頭使って家にあるものを転用して仕事に活かすほかないです。
(ドラマの逃げ恥のみくりさんのように風呂場を仕事場にするとか)
そんな中でも、家の広さに余裕ある人はこれを機に仕事用のデスクやチェアを導入してみるのもありかと。仕事以外でも活躍できるかもです。
残業しなくなる
これは残業代をあてにしている人には大打撃(私もそのうちの一人)。私の場合、残業する際は事前報告が求められていますので、気軽に残業できないのです。
こうなったら副業して少しでも収入を補填するほかないかも。使える時間は増えるので、自分の可能性を広げるために色々と手を出してみるのもありですね。
まとめ
これら以外にもまだまだ出てきそうですが、大事なことは気持ちと考え方次第でデメリットは克服できることです。
おそらく今後もネット社会の更なる促進により、会社に行かないでの出勤が増えると思われます。
どうしようもないから諦めてなあなあにするのではなく、いかに前向きで捉えられるかが大事になってきます。
デメリットをメリットに変えて、より良いテレワークライフを目指してみませんか?