1994年6月8日リリース
作詞:上杉昇
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
WANDSの8枚目のシングル。テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』の第2期エンディングテーマに起用された。
ミュージックビデオは、羽田空港の格納庫で撮影。また、この時の写真が次作「Secret Night 〜It’s My Treat〜」の裏ジャケットにも使用されている。
「恋せよ乙女」以来のオリコン1位獲得であり、シングルチャートTOP10内に9週間ランクインのロングセラーとなり、「もっと強く抱きしめたなら」、「時の扉」に次ぐ3番目の売上枚数を記録、最終的に自身最後のミリオンセラー曲となった。
1991年夏頃、ビーイングの音楽プロデューサー長戸大幸を介し、当時のBeing音楽振興会(後のBeing Music School)在籍の上杉と、BADオーディション(Being Artist Development Audition)で最終選考に残っていた柴崎、LOUDNESSのサポートメンバーとして活動していた大島を加えて結成。同年12月にシングル『寂しさは秋の色』でデビュー。
1992年7月、3rdシングル『もっと強く抱きしめたなら』を発表。10月、中山美穂とのコラボレーション作品として、中山美穂 & WANDS名義で発表したシングル『世界中の誰よりきっと』がミリオンセラーの大ヒットを記録。1992年の『第43回NHK紅白歌合戦』に中山がこの曲で出場した際、WANDSもサポートの形で参加した。『もっと強く抱きしめたなら』も、オリコンチャート登場29週目にして1位となりミリオンセラーを記録。
1993年2月、4thシングル『時の扉』、4月には同名のアルバム『時の扉』を発表。いずれもオリコンチャート1位、ミリオンセラー記録の大ヒットとなり、日本の音楽界においてトップアーティストとしての地位を確立。以降1995年まで、シングル『愛を語るより口づけをかわそう』『世界が終るまでは…』、アルバム『Little Bit…』『PIECE OF MY SOUL』が、それぞれミリオンセラーを記録。シングル『恋せよ乙女』『Secret Night 〜It’s My Treat〜』もオリコンチャート1位獲得のヒットとなった。
1996年2月、11thシングル『WORST CRIME〜About a rock star who was a swindler〜/Blind To My Heart』を発表後、長戸が求めるWANDSのスタイルと音楽性との違いを理由に6月30日に上杉昇と柴崎浩が脱退(後に2人はal.ni.coを結成)し、活動を休止。2000年3月に公式サイト上で「解体」(解散)を表明した。
2019年11月13日、新ボーカリスト上原大史を3代目ボーカルに迎え第5期として活動を再開することを発表。2020年1月29日にWANDS第5期としては初めての楽曲となる、『真っ赤なLip』をリリース。この曲はテレビアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマに起用された。
「WANDS」というバンド名は、プロデューサーである長戸が付けたもので、タロットカードのワンド(wand/wands:「魔法の杖」のこと)の中の、「理想」「情熱に向かって進む」という意味を持つ『ワンドのエース』から命名された。
メンバー:上原大史、柴崎浩、木村真也
旧メンバー:上杉昇、和久二郎、杉元一生、大島こうすけ
活動期間:1991年 ~ 2000年、2019年 ~
※情報はウィキペディアより
※2021年3月時点の情報